
貯金しなきゃとは思いながら、給料日前には全然残ってない。
ボーナスを貯金しようと思うけど、なぜか残らない。
そんなに贅沢しているつもりもないのになんで貯金が増えないのかな…コツがあれば誰か教えて!
こんな人に記事を書いています。
私は、ファイナンシャルプランナー2級の資格を保有していまして、友人や知人から相談を受けることも多いです。
投資を趣味にしており、iDeCoや積み立てNISA、外貨などで運用をしています。今まで損もしましたし、得したこともたくさんありました。
私は、今でこそ貯金をして、色んなことに投資をしていますが、もともと貯金がめちゃくちゃ苦手でした。恥ずかしい話ですが、20代後半になるまでは、貯金額が20万円を超えたことがありません。
貯金ができない頃の私は、意識して貯金しようとしてました。でも、今は全く意識しなくても貯金額は増えていっています。
実は、貯金が増えるコツは、知らない間に勝手に貯まっている仕組みなんです。
今回は、私が実際にやっている貯金を習慣にするコツをご紹介します。
- 貯金ができないのは貯金しようとしてるから
- 貯金ができる人は知らない間に自動的に貯まっている
- 先取り貯金をしよう
貯金ができない原因
貯金ができない原因は、貯金をしようと意識していることが原因です。
お金を貯められる人は、せっせと1円単位で節約に励んで貯金しているワケではありません。「気づいたらこんなに貯まっていた」というパターンがほとんどです。

年収が高い人は勝手に貯まるだろうけど、うちはそんなんじゃないから…

いや、年収が高いか低いかは関係ありませんよ。

えっ、マジ!?
一般的に、年収は上がれば上がるほど、生活水準が高くなります。
年収1000万円の家庭の貯蓄額が100万に満たないということもザラにありますし、一方で、年収400万円の家庭でも、コツコツ貯めて500万円貯めている家庭もあります。
パーキンソンの第2法則でもあるように、貯金ができるかどうかは年収は関係ないんです。
お金を貯めようと思えば思うほど、その反動で使いたくなる衝動が出てきます。
なので、貯金をすることを意識しているうちは、貯金は増えていきません。

どうりで、家計簿をつけてもお金が貯まらないわけだ…
貯金ができる人の特徴

どうやったら”いつの間にか貯まっていた”という状態がつくれるの?

仕組みをつくればカンタンですよ
貯金額を増やしていくためには「自動的に貯金できる仕組み」が必要です。
有名な経営コンサルタントの大前研一さんが唱えた有名な方程式があります。
つまり、貯金をしたければ収入から先に貯金のお金を抜いて、残ったお金で生活していけばいいんです。収入から貯金が自動的に引かれるような貯金をすればいいということですね。(先取り貯金)
年収が多かれ少なかれ、誰しも自分の収入の範囲内で生活しています。
月に給料が20万円だろうが、30万円だろうが、その収入を超えてお金を使っている人はまれです。
もし、今あなたの給料が3万円減らされたらどうしますか?それでも生活を変えずに、今まで通りの生活を続けますか?
おそらく減った給料の範囲内で生活すると思います。先ほどのパーキンソンの第2法則をもう一度見てみましょう。
これは逆に言うと、収入が減れば、その収入内で生活するようになるということです。先取り貯金は、収入を強制的に減らす方法ってことですね
これによって、残ったお金をフルに使ったとしても、自動的にお金が貯まるようになります。
先取り貯金の方法
給与口座を分ける
会社によっては給与の中から、金額を指定して、別口座に振り込んでもらうことができます。
例えば3万円ずつ別の貯蓄専用口座に振り込まれるように設定しておけば、気づいたらけっこうな金額が貯まっていた…!という状態をつくることができます。

できない会社もあるので会社に確認してみましょう。
iDeCo(確定拠出年金)
iDeCo(イデコ)って何?という方はコチラをご覧ください。厚生労働省が運営するイデコの公式ページです。

- 拠出額が全額控除の対象
- 確定拠出年金の口座で投資信託で運用できる
- 運用で出た利益にも課税されない
- 一時金で受け取れば退職所得として大幅な節税になる
私は、SBI証券でiDeCoをやっています。すごくイイ制度なので会社勤めの人にはおススメです。
ちなみに私の今の口座の内容はこんな感じ。
年間10万円くらいをダラダラと3年くらい続けているので、今のところ大した金額ではありませんが、小額から始めるのがコツですよ。

原則として老後までお金を引き出せないのでかける金額には要注意です!
財形貯蓄・持ち株会
会社内で、積み立て制度があれば積極的に利用しましょう。
会社の株価によって運用リスクはありますが、割安な価格で社員向けに発行している会社がほとんどなので、購入時点で含み益を享受できる場合が多いです。
かけた金額は控除の対象になりますので、税金の軽減になります。

会社が大きくなって株式分割が進むと、億万長者になれる可能性もあるので夢がありますね!
積み立てNISA
積み立てNISAって何?という方はコチラを。金融庁のページです。

積み立てNISAを使えば、年間40万円までの投資に対して全額非課税になります。
投資信託に慣れていない人は、ひふみ投信をおススメします。
基準価額や運用実績を見ても安心できますし、手堅く資産運用したい人にピッタリの資信託です。

小額から始められるし、リスクの少ない商品が多いので初心者でも安心して始められますね!
まとめ
- 貯金ができない原因は貯金しようとしてるから
- 貯金ができる人は知らない間に自動的に貯まっている
- 先取り貯金をしよう
いかがでしたか?
貯金は意志ではなく仕組みで行うことが大切です。
いきなり3万円とか1万円から始める必要はありません。
5千円でも千円でも構いませんので、まずは初めてみることが大切です。例え5千円でも、30年続ければ180万円です。
貯めてるのと貯めていないのとでは大きな差ですよね。
ぜひ、大きな貯蓄を貯めるために、小さな一歩を踏み出しましょう!
今回は「貯金のコツは貯まる仕組みにあり!気づいたら勝手に貯まっている貯金のコツ」という内容でした。
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