
靴磨きなんかしても、すぐに売り上げがあがるわけじゃないしな…
そう思って、ついつい後回しにしてしまっていませんか?
確かに、靴を磨いたからといって、明日から急激に売り上げが伸びることはありません。
しかし、長きにわたって売れ続けている営業マンの多くが、靴磨きを習慣としているのも、また事実です。
実は、彼らが靴を磨く理由は「身だしなみを整える」ということだけではありません。
靴を磨くことによって「身だしなみを整える」と共に「心を整えている」んです。
営業マンにとってメンタル面は、成績を大きく左右する部分なので、いつも心が整っていることは非常に重要ですよね。
今回は、トップ営業マンが靴磨きを欠かさない理由と、簡単に実践できる靴磨きの方法をご紹介します。
トップ営業が靴を磨く理由①身だしなみを整えるため
売れている営業マンほど、見た目に気を遣います。
なぜなら、営業成績を上げるためには、「いかに顧客から信頼を獲得するか」が重要だと心得ているからです。
初めて会う営業マンの評価は、ほぼ「見た目」の第一印象で決まってしまいます。
「人を見た目で判断してはいけない」という格言がありますが、初対面の人は「見た目以外で判断できない」のです。

スーツやシャツもあるのに、なぜ靴にこだわるの?
営業マンであれば、靴だけでなく、シャツやスーツ、カバン、頭髪など、気を遣うべき点はたくさんあります。
その中でも、なぜ靴にこだわるのか?というと「靴は最も汚れやすい」からです。
シャツは1日着たら洗濯しますし、スーツもシーズンごとにクリーニングに出すので、汚い状態で着ている人の方が少ないのではないでしょうか。
しかし、靴は1日履くと、踏まれたりぶつけたりして、簡単にキズや汚れがついてしまいます。
昔は駅の構内で、靴磨き屋さんが当たり前のように商売していて、朝の通勤途中に磨いてもらうということもできました。
しかし、現在は規制が厳しく、靴磨きを請け負ってくれるお店を見つけるのも一苦労。
「靴をキレイにしよう」と思ったら、自分で靴磨きをするのが、最も早くて確実な方法なのです。
靴は汚くて当たり前。だからこそ磨く価値がある!
一般的には「靴は汚れていて当たり前」という認識があります。
街を行き交う人の靴を見てみてください。ピカピカの靴を履いている人を見つけることが、どれだけ難しいか分かるはずです。
そんな「汚れていて当たり前」な中、ピカピカに磨き込まれた靴を履いているとどうなるでしょうか?

あ、あの人靴がピカピカだー!

すげー!デキそう!
単純ですが、「細かいところに気を配れる人=信頼できる人」という印象を持たれます。
「汚れた靴を履いているのが当たり前」だからこそ、磨く価値があるのです。
トイレがキレイな飲食店って、店内も清潔な印象があるのと同じですね。
「汚いのが当たり前」の部分をキレイにすることで、全体の印象が底上げされますので、営業マンにとって第一印象をよくするなら、靴にこだわることは重要なんです。
トップ営業が靴を磨く理由②心を整えるため
「靴磨き」という行為そのものが、精神面にもいい影響を及ぼすことがあります。
大掃除した後の気分を思い出してみてください。1年たまった汚れをゴシゴシ落として、キレイになった部屋を見ると、気持ちがいいですよね。
靴磨きも同じで、靴を自分の手でキレイにすることで、気分がスッキリ整います。

外見は、内面の一番外側ですね!
身なりが整っていると自信にもつながります。鏡に映った自分が「デキる営業マン」だと、デキる営業マンのように振る舞えるモノです。
セルフイメージを高めて心を整えるために、靴磨きは非常に有効です。
自宅で簡単にできる靴磨き方法
革靴って、手入れしたいけど、逆にダメにしそうで怖い…と思っていませんか?
大丈夫です。これからご紹介する方法でお手入れをすれば、革を傷めずにきれいな状態を保つことが出来ます。
自宅で簡単にできる方法なので、ぜひ実践してみてくださいね。
水拭き
1万円前後の安価なビジネスシューズであれば「ガラスレザー」が使われていることが多いです。
こんな感じのツヤツヤの革です。
「ガラスレザー」は、お手入れの手間を省くために、あらかじめ革の表面を樹脂で加工してあります。車やフローリングに、キズや汚れがつきにくいように、ワックスをかけるのと同じですね。
なので、基本的なお手入れは、カタく絞った布で表面の汚れを拭き取るだけでOKです。
しっかり水拭きした後は、拭き後が残らないように乾拭きしておきましょう。

布はタオルでも雑巾でも、何でもOK!
靴クリームを使う
ワンランク高い仕上がりを求める方は、靴クリームを使ってみましょう。
全体に薄くクリームを伸ばして、乾拭きするだけでOKです。
ポイントは、クリームをごく少量にすることです。
たくさん塗ったら、それだけキレイになりそうな気がしますが、逆効果なので、1足に対して米粒2~3粒程度が適量です。
靴のクリームは何でもいいと思いますが、私は国産の「コロンブス社」のものを使っています。
色は、ニュートラル(無色)がおススメです。ひとつ持っておけば、すべての色の革靴に使えるので便利です。
コロンブスは、国内最大手のシューケア用品メーカーなので、品質や安全性に問題がないのがイイところですね。
靴磨きをしてトップ営業マンに!
本記事では「トップ営業マンが靴磨きを欠かさない理由【外見は内面の一番外側】
」という内容をご紹介しました。
- 第一印象を良くしたければ靴にこだわりましょう
- 汚れていて当たり前だからこそ、磨く価値がある
- 靴を磨くと心も整う
靴磨きをすることで、劇的に売り上げがアップするわけではありません。
営業の成果というのは、小さな努力を積み重ねたその先に、大きな違いとなって現れます。
「成果に直結しないけど大切なこと」をひとつひとつ大切にして、外見だけでなく内面も高めていくことが重要ではないでしょうか。
「誰でもできることを誰にもできないくらいやる」これこそが成功の法則だと思います。
今回は「トップ営業マンが靴磨きを欠かさない理由【外見は内面の一番外側】」という内容でした。


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