
自分には狩猟型営業は合わない気がするから、農耕型営業に変えようと思うけど、農耕型営業ってそもそも何?
どんなことしたらいいの?ぶっちゃけ農耕型営業でうまくいくの?
こんな疑問に答えます。
私はド農耕型営業でして、ほぼ100%ご紹介で新規顧客の開拓をしています。
≫紹介営業のコツを全て紹介!一生見込み客に困らない紹介営業手法【台本つき】

狩猟型と農耕型ってどっちがいいの?って聞かれたら、どう考えても農耕型営業の方がいいのですが、農耕型営業の方がハッキリ言ってめちゃくちゃムズいです。
狩猟型のように、目に見える顧客を追いかけるのではなく、目に見えない顧客の動きを予測して戦略を練らなければなりません。
今回はあまり知られていない「農耕型営業で結果を出すための戦略」について書いていきます。
- 育成に適した環境であること
- 与える水や肥料が育てる種に適していること
- ベストの収穫タイミングが分かっていること
売り込みが苦手な営業マンには必ずマスターしてほしい内容なので、じっくり読んでみてくださいね!3か月後の売り上げが大きく変わりますよ!
農耕型営業に必要な戦略
農耕型営業に必要な戦略は以下の通りです。
- 育成に適した環境であること
- 与える水や肥料が育てる種に適していること
- ベストの収穫タイミングが分かっていること
ひとつずつ見ていきましょう。
育成に適した環境であること
あなたが育てようしている植物は、その場所で本当に育ちますか?
植物を育てるには、日光と水と土壌、気温や湿度などが適していないとうまく育ちません。
うまく育っても、成長スピードが遅かったり、あまり実がならなかったりするので、環境は非常に大切です。

自動車学校の新規の営業を老人ホームでやっているようなものですね。

車の免許を60歳を過ぎてからとる人なんていないでしょ~。

そうですよね。でも、マーケットのミスマッチは営業の現場だとありがちだし、なかなか気づけないから気を付けてくださいね。
≫マーケティングを学んで価値を売れ!優しい営業マンが売り込まなくても売れる営業の裏ワザ

うまく植物を育てるには
- 種をまく環境を変える
- 環境に合った種をまく
のどちらかの対策が必要になります。
与える水や肥料が育てる種に適していること
環境が合っていれば、ぶっちゃけ手を加えなくても植物は勝手に育っていきます。
たくさんの実をつけさせたり、より早く成長させたければ、水や肥料を与えることになりますが、与えすぎると逆効果になることもあるので、適度に与える必要があります。
肥料は、その植物に適したものがあるので、確実にその植物が欲している成分が入ったモノでないといけません。
ここでいう水や肥料は、顧客との関係づくりのことです。適度な距離で、顧客が欲する情報を与えることで、顧客との信頼が深まり、大きな成果に早く到達することができます。

なるほど!でも、どうやって関係づくりしたらいいの?

SNSを使って単純接触を繰り返すのがおススメですね。実際に顔を合わせたり、電話をするのでもいいですが、SNSが手軽で効率がいいと思います。
≫まだSNS活用してないの?営業マンがSNSマーケティングで売り上げにつなげる方法

ベストの収穫タイミングが分かっていること
順調に育った植物は、あとは収穫するだけです。
この収穫のタイミングを逃すと、せっかくデキた実が食べれなくなってしまいますし、早すぎると本当は大きくなるはずだった実を、小さい時に刈り取ってしまうことになります。
成果を最大化するためには、ベストなタイミングで、適した収穫方法で刈り取ることが必要です。

顧客との信頼関係ができる前にアプローチしてしまっては決まるものも決まりませんよ。

顧客との信頼関係が出来上がっているかどうかは判断できなくない?

そうですよね。実はそれが最も難しいポイントなんです。だから、相手からアクションを起こしやすい導線をつくっておくことが大事なんですよ。

導線って、例えばどんなことするの?
- 定期的なセミナーやイベントの案内を送っておく
- 顧客が連絡をとりやすい状況をつくる(ラインやmailなど)
- アンケートをとる

いつでも相談できるようなきっかけづくりと、もし相談しようとしたときに障害になりそうなものを極力取り除いておくといいですよ。
農耕型営業はマーケティング戦略である
今回の記事の内容をまとめておきます。
- 育成に適した環境であること(マーケットの選定)
- 与える水や肥料が育てる種に適していること(信頼関係の構築手法)
- ベストの収穫のタイミングが分かっていること(顧客発の商談の立ち上げ)
農耕型営業とは、まさに売り込まなくても売れる営業手法です。
売り込みが苦手な営業マンは、精神的にかなりラクになるので必ずマスターしておいた方がいいですよ。
最初からうまくいくことは少ないですが、何度もチャレンジすることで、一生顧客に困らない営業スタイルが身に付きますよ。
「売り込まなくても売れる営業講座」としてまとめていますので、ぜひ読んでみてくださいね。

今回は「本当の農耕型営業についてご紹介します【営業の本質】」という内容でした。
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