サッカー日本代表の1次リーグ予選が始まりましたね。
直前のハリルホジッチ監督の解雇で、一時はどうなることやらでしたが、かなりスタメンも入れ替えて勝負に臨むようなので頑張ってほしいです。
さて、こういった大きな大会の前では、本田選手のビッグマウスぶりが取り上げられますよね。
「優勝しか考えてないです」というのは前回のブラジルワールドカップでの発言。
でも今回は優勝についての明言はありませんでした。
でも僕は本田選手にだけは絶対「優勝」を公言し続けてもらいたいです。
その理由を書いていきますね。
設定した目標を大きく超えることはない
例えば、あなたが夏休みの宿題を「夏休み中に終わらせる」という目標を立てたとします。
一方で、あなたの友人であるAさんは「2週間で終わらせる」という目標を立てたとします。
2人のその後はどうなるでしょう?
ご想像の通り、あなたは「夏休み中に宿題を終わらせ」Aさんは「2週間で終わらせる」のです。
仮に、予想していたよりも宿題がかんたんで、1週間で半分くらい終わらせることができたとしましょう。
するとAさんは「よしよし、計画通り半分終わったな。この調子で残り半分も終わらせよう」と、ペースを落とさずに進めます。
しかし、あなたは「もうこんなに進んじゃった!まだ夏休みはたくさんあるからゆっくり終わらせよう」と目標に合わせてペースダウンするのです。
つまり、設定した目標を大きく超えることはなく、設定した目標通りの結果になる可能性が高いです。
過去の経験から思い込みができてしまっている
ノミの実験をご存知でしょうか。
体長2mmのノミは、自分の体調の150倍である30cmくらいジャンプする能力を持っています。
そのノミに高さ5cmほどのコップをかぶせてしばらくするとどうなるか。
ノミは最初は何度もジャンプしてコップの天井に頭をぶつけます。
そして次第に天井にぶつからないようにジャンプするようになります。
そうしてコップを外しても、ノミはもうコップの高さまでしか飛べなくなってしまうんです。
つまり、本当は才能や可能性があっても、過去うまくいかなかった経験や体験が邪魔をして、100%の力を発揮できなくなります。
過去、日本代表は優勝経験がありません。
なので、日本代表の選手全員に「優勝目指そうぜ!」って言っても、全員の気持ちを優勝に向けることは難しいと思います。
1%でも可能性を感じることが大事
世界最速と言われているウサイン・ボルト氏の出身国のジャマイカは、ボルト氏が世界で活躍するまでは陸上界の誰も注目していない弱小国でした。
しかし、ボルト氏が世界最速の男として名をあげるとともに、ジャマイカの選手がみんな「俺もイケるかも」とぐんぐんと力をつけて、今では世界でも有数の陸上強豪国となっています。
この例からも分かるように、「勝てない」という思い込みが染みついてしまったチームに、ボルト氏のようなスター選手が現れると、ほかの選手も可能性を感じて、本来の能力を発揮できるようになるんです。
だから本田選手にはいつまでも「ワールドカップ優勝」にこだわってほしいんです。
優勝の旗を振り続ける
誰も優勝のことを言わなくなったら、これから先日本はずーっと優勝できないままです。
もちろん、本田選手ではないまた別のスター選手が現れたらいいんでしょうけど、あそこまでリスクを背負って自分を追い込んで、世間体も気にせず発言できる人はなかなか出てこないと思います。
あまりにも実現不可能に見える大きすぎる目標を掲げると、人からバカにされたり笑われたりすることもあるけど、自分だけは自分を信じてあげないと、自分も信じられないような人を誰も応援してくれませんからね。
今回のワールドカップで優勝しなくても、ずっと「優勝」の旗を振りつづけたら、いつか日本が世界一の強豪国になる日もくるんじゃないでしょうか。
日本代表の選手たちも頑張っているので、僕らも営業頑張りましょう!
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